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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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 * * * * * * * * * * * *

「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

家族で造り上げた四季の楽園。~京都で紅葉狩り2018 白龍園 その2。~  [ぷらぷらっと京都]

さて,今日も白龍園のお話をしようか・・・。


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                  龍吟亭

 

茶室っぽい造りの龍吟亭

ここからは,白龍園の中で随一の眺めが見られると言われている。


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              横から見るとこんな感じ。


それもその筈,龍吟亭は清水の舞台さながらに櫓で支えられ,空中に突き出したように建てられている。


 

ところで,一体誰がどんな目的でこんな庭を造ったのか気になるだろ?


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なんと,この白龍園は,たった一人の男の手によって始められたものなんだそうだ・・・。


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                白龍神社の鳥居。


この白龍園は,元々は安養寺山と呼ばれていたんだって。

で,この一帯を手に入れた故青野正一氏によって庭が造られたそうだ。

ただ,この青野さん,別に庭師とか専門家って言う訳じゃない。

どうやら,子供服メーカーの社長さんだったみたいだ。  

       

最初に手掛けられたのは,霊域としてのこの山の復興。

この山に祀られていたのは,不老長寿の白髪白髭の翁と白蛇。

そんなこともあって,まずは不老長寿の神である白髭大神と商売繁盛の神である八大龍王の祠が整えられた。

そして,その二柱から一文字ずつを取り,この地を「白龍園」と名付けたそうだ。  

   

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  惟喬(これたか)親王は文徳天皇の第一皇子であり,悲劇の皇子として知られている。


惟喬親王と言えば伊勢物語に出てくるので,知ってる人も多いだろうな。

在原業平との交流もあり,一見,雅な世界に生きた人のようにも見える。

でも,藤原氏との権力争いの巻き込まれ,流転の人生を送ることになった人だったりするんだな。

何しろ当時,権力を握っていたのはあの藤原良房。

かの藤原道長を輩出した藤原北家の先祖にあたる人物だからだ。


幼い頃の惟喬親王は,父である文徳天皇の寵を受けていたそうだ。

だけど,太政大臣であった良房の娘が産んだ弟宮が立太子され,惟喬親王は表舞台から姿を消す事となる。

とは言っても,太宰権帥(だざいのごんのそち)*にはなってるけどな。

*大宰帥(だざいのそち)=大宰府の長官。親王などが名誉職的に受けていた。現地に赴任しないらしい。

*権帥(ごんかん)=正式な定員とは別に,臨時や仮に任命された官職。


因みに,菅原道真の官職の正式な名前は,太宰員外帥(だざいいんがいのそち)。

似てるけど,ちょっと違う。

員外って付いてるだろ?

つまり・・・こちらは,みんなも知っての通り左遷された人が就いた閑職だ。


道真さんと言えば,もうすぐ京都文博で展覧会が始まるな。

なんでも髭切が展示されるとか。

天神さんで髭切の限定御朱印を受けている身としては,とっても興味がある。

できれば,見てみたい。

でも,例の人気アプリの女子たちの勢いに押されて見れないような気がするんだな。


彼女たちはすっごく熱心で,色んな神社で出会うんだ。

〇〇に会えると聞いてやって来ました~!」

台風の被害にあった神社で出会った女の子たちは,「〇〇に縁の神社が台風で被害にあったと聞いてやって来ました。僅かですが寄付させて下さい!」

めっちゃストレートだけど,ここまで突き抜けてると見ていて気持ちいい。

そんな彼女たちが集まるとなれば,その邪魔をしてはいけない気がするんだな。

いや,多分,その熱気に押されて近寄れないかもしれない。

そもそも,京都まで出かける時間が取れるか分からないけど。

って,日曜美術館のアートシーンでも刀剣の紹介してるな。



さぁ!

いつもの事ながら,脇道に逸れてまいりました・・・ (´・ω・`)



何を言おうとしていたのか忘れちゃったじゃないか。

・・・・・・。

あぁ,そうだ。

この辺りは安養寺というお寺の跡地と言われていて,惟喬親王が隠棲していた地と伝えられているんだ。

更には,この辺りに小野小町の屋敷があったとか・・・。

叡山電車沿線近くには,小町終焉の地と言われるお寺があるから,あながち嘘でもないのかもしれないけど,どうなんだろうな?


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            祠へ続く参道には,石灯篭が並んでいる。


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               水枯れなのか鹿威しは微動だにしなかった。


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                 白龍神社の祠。


この祠も,1963年に造られたものだそうだ。

参道と祠を結ぶ橋が苔生していて,年月を感じさせる。


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               「かえる」のお気に入りスポット。


1963年当時は只の山道だった場所には,丹の太鼓橋と立派な苔の石段がある。

これらも,青野さんたち家族や地元の人たちによって造られたそうだ。


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             ヒカゲノカズラ(だと思う)がもじゃもじゃに生えている。


天照大神が天岩戸に閉じこもった時に,天宇受賣命(アメノウズメ)が舞を舞ったって言われてるだろ?

そのアメノウズメが身に着けていた裳緒(もひも=スカートのような下衣を腰に結ぶ為の紐)が,このヒカゲノカズラと言われている。

ヒカゲノカズラは切ってもすぐには枯れたりしない丈夫な植物で,神の生気を宿すとされているんだ。

その為,神事にも使われる事が多い。

そして,若返りの象徴とも言われている。


因みに光君と五節の君とのやり取りの中(「乙女」)に出てくる「日陰」は,このヒカゲノカズラだそうだ。

美しい緑を保つ葛が,2人の若かりし日の姿を思い起こさせるなぁ~。


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おいおい,これじゃあ今日も終われないぞ。

後ちょっとなのに・・・。


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という訳で,申し訳ないけど白龍園のお話はもう1回続くようだ。  

このペースで無事にチョコレート強化月間を迎えれるんだろうか?            

   

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一日限定100名の秘境の庭へ。~京都で紅葉狩り2018 白龍園 その1。~ [ぷらぷらっと京都]

そろそろチョコレート強化月間なんだけど,まだ,デパートに行ってないんだな (´・ω・)

と言うのも,知り合いから貸りた漫画を読んでて,ちょっと忙しい。

借りた物って,やっぱり早く返したいだろ?


という訳で,今日もぷらぷらっと京都,いや,叡山電車沿線の旅にでかけよう♪



圓光寺さんから出発し,再び叡山電車に乗り込む。

往きは座ってきたけど,流石に今度は座れそうにないな。


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         出町柳方面ホームにはログハウスっぽい待合がある。   


二ノ瀬駅で降りようとしたんだけど,途中から全然進まない。

どうやら,スマホを持った人がドーン!と通路の真ん中に仁王立ちしているようだ。

先頭にいる女の子たちが「すみませ~ん」と遠慮がちに声を上げている姿が見える。

降車ボタン押してあるし,運転士さんは気付いてると思うけど,このままじゃいつまでたっても降りられないっ!

思わず「降りますっ!降りたいですっ!」と大きめの声を出してしまった・・・。

すると,後ろのにいた人も「私も降ります!」と声を張り上げる。

でも,スマホの人は端に寄ったり詰める様子は全く見せない。

あ・・・日本人じゃないのかも。


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京都市内のバスでも時々こういう事があって,それが嫌で短い区間の時は歩くようにしている。

多分,彼の国では強引に通るのが普通なんだろうけど,ここ日本なんだ。

なんだかんだあっても,降りることができたからいいんだけど。

ただ,かなり定刻過ぎてしまったようだし,そっちが気になってしまった・・・(´・ω・)


盛大な愚痴から始まってしまって申し訳ない。

それと,同じ電車に乗ってた人,大声で驚かせてしまってごめんなさいなんだな。


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            二ノ瀬駅[ぴかぴか(新しい)]秘境駅[ぴかぴか(新しい)]なので,無人で改札も無い。


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             ホームから階段を降りて集落へ向かう。


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                  橋を渡る。


民家の間を暫く歩くと,門が見えてきた。

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                 白龍園に到着だっ♪


正直,道に迷うかなぁ?と心配してたけど,杞憂に終わったな。

白龍園の特別観覧券付きの一日乗車券を買ったら地図も貰えたけど,地図を見なくても大丈夫だった。

同じ電車で降りた人は,みんな白龍園に向かうようだった。

それに,ところどころに看板も設置されていた。

不安だったのは,民家と民家の間を通り抜ける細い道を通ってる時だけだな。


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             入り口で観覧券をもぎって貰い,中へ入る。


   

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              白龍園と刻まれた石碑がある。


右に見える大きな灯篭が気になるな。

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                  溜息しか出ない・・・。


階段にもびっしりと苔が生えていて,思わず一歩目を躊躇した。

だって,普通に考えたら,これだけ見事な苔を踏むことは許されないと思うんだ。

水気を含んだ苔は滑りやすいって言うのもあるけど。


意を決して,苔を避けながら階段を上り始めた。


あ~トレッキングシューズで正解だったなっ♪

前に新しいギアを慣らし中って書いただろ?

よく足首を捻る「かえる」には,しっかり足首をホールドしてくれる靴が必須だ

でも,普通の人は普通のスニーカーで大丈夫だと思うから安心して欲しい。


   IMG_4218.JPG             そして,階段を上った先の地面は・・・


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                   もっふもふ!


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                苔に覆われた清風亭


これを風流と思うか,ただの寂れた小屋と見るかは,人によるだろうけどな。

以前,どこかの公園で苔テーブルの苔が剥がされたってニュースがあっただろ?

悪戯という説とテーブルを使う為に剥がしたっていう説が出て,人工物に生えた苔は不自然という意見も挙がってたりした。

まぁ,あれとは事情が違うけど,苔に対する想いは千差万別なのは知ってる。

でも,実際にこの見事な苔を目の前にしたら,溜息しか出ないと思うんだけどなぁ~。


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一日100名限定なのは混雑を防ぐ為かと思ったけど,それだけが理由って訳じゃなさそうだ。

これだけ見事な苔を保持するには,やっぱり入園制限が必要だろう。

苔って踏んでも大丈夫な種類もあるけど,観賞用の物はやっぱり痛んでしまうからなぁ・・・。


だから,この白龍園さんでは,ピンヒールの靴は禁止されている。

こんな山の中なので細いヒールで来る人はいないと思うけど,油断はできない。

何しろ,赤目四十八滝で細いハイヒールのサンダルを見たことがあるからな。

すっごく器用に歩いてて,しきりに感心しちゃったんだけど・・・( ゚Д゚)



このまま書き続けるとすっごく長くなりそうなので,この辺りで一旦締めよう。

 


では,おやつ。

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          ふと食べたくなるのが大極殿本舗さんのお菓子。


ここのカステラも美味しいんだけど,一度で食べきれないからなぁ~。

ぽそぽそになっちゃうと勿体ないだろ?

で,やっぱり定番なコレ。


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                 お馴染みの花背


随分前に紹介したと思うんだけど,覚えてる人いるかなぁ?

時々,買っているので,「かえる」的にはお馴染みの味だ。


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          持ち帰る間に潰れてしまったようだ・・・・・(;´Д`)


見本の写真と見比べると少々アレな感じになっているけど,味は保証済みだ!



背負った花かごをイメージして作られた網目模様が特徴だ。

ふと思う。

京都で花売りって言うと大原女を思い浮かべるけど,あの人たちって背負ってたっけ?

記憶では,頭に載せていた気がするんだな。


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               では,いっただきま~す!


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                  勿論,粒餡[揺れるハート]


薄いのにもっちりとした生地の中には,硬めで皮の食感を残した粒餡が詰まっている。

たっぷりの餡子だけど,甘さが控えめなので,あっという間に完食!

前から疑問に思ってるんだけど,どうして海苔が挟み込んであるんだろうな?

見た目はともかく,味にはあまり影響がない気がするんだけどな。

誰かお店の人に突撃取材してくれないかなぁ~。


という訳で,興味のあるみんなは,是非ともお試しして欲しいんだなっ♪

因みに,花背は暑い時期は販売していないので気を付けて欲しい。


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ちょっとホラーな圓光寺。 ~京都で紅葉狩り2018 圓光寺 その2。~

さぁ,今年もぷらぷらっと京都を散歩しよう♪

とは言っても,去年の話の続きだけど。


多分・・・「かえる」が何処に居たのかを忘れちゃってるみんなもいるだろ?

という訳で,まずはこれ。

  

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            圓光寺と書かれた巨大な御朱印?


そう,今は圓光寺さんに居るんだな。

そしてこの巨大な御朱印のようなものだけど,なんと,苔でできてるんだなっ♪

      

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        ほら,近くに寄ってみると,モフモフしてるのが分かるだろ?

その名も「モシュ印」。

苔=moss(モス)と御朱印を掛け合わせた造語だそうだ。

これは,JR東海の「そうだ 京都、行こう。」2018年初秋キャンペーンで作成されたものなんだって。

大きさは約1.5mx1mと大きな作品だ。

圓光寺さん以外にも4つのお寺で期間限定で公開されていたんだって。


他にもこんなものがあった。

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               コケ寺リウム

各お寺の特徴的な建物のミニチュアとお庭をを苔を使って再現しているそうだ。

一番右の奔龍庭のが,一番分かり易いかな?

ぐるぐると渦巻く雲海だけでなく,龍の頭や稲妻も見られて,とっても面白い。



では,お庭の方を回ろうか。

  

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           紅葉シーズン終わりかけとは思えない美しさだ。


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                   ん?あの石ってひょっとして牛くん?


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              目が覚めるような美しさ。


みんな紅葉に気を取られているけど,緑だって負けてない。

折角だから上ばかり見ていないで,足元の苔にも注目して欲しいんだなっ♪



境内を散策する。

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鐘楼の横を通り,そばにある階段を上る。


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               望久太郎って誰だ?

「坂道をのぼり来りて月読の 光あまねきに打たれ佇つかも」


後で調べたら,国崎 望久太郎(くにさき もくたろう)の歌碑だった。



まだまだ上に登れるようだ。


何かあるな?

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             徳川家康のお墓があった。


静岡県民のみんなから「家康のお墓は久能山だろ!?」と言われそうだな。

え,日光東照宮?

一般的には,家康の墓=日光と言われているけど,本当のことはよく分かっていないんだ。

元々,東照宮は久能山にあって,家光の時代に日光東照宮の大規模改修が行われた。

ここまでは,はっきりしている。


で,問題はここから。

家康は遺言の中で,遺骸を久能山に収め,一周忌後に分霊*するように。

そして,日光に小さな堂を建て分祀**先とするように,と指示しているそうなんだな。

*  分霊・・・御祭神の霊を分けて,他の神社へ祀ること。

**分祀・・・他の神社から,その神の分霊を新たに迎えた神社のこと。

そう,この遺言では「遺骸を日光に移動せよ」とは指定していない。

う~ん,気になるな。

実際,久能山と日光で覇権争いっぽい事も起きてるようだ。


だけど,数年前に徳川宗家現当主が久能山へお墓参りをしたという話を聞いたことがあるんだ。

という事は,やっぱり久能山に軍配が上がったという事かな?


人のお墓に想いを馳せるのも変かもしれないけど,なんだかロマンを感じないか?



で,話は戻るけど,ここも家康のお墓と伝えられている。

実際,小振りながらも東照宮があって・・・但し,埋葬されているのは「歯」だけだ。

は?歯だけ・・・!?

ちょっとびっくりしちゃうけど,例え歯だけでも家康の物であればお墓と言えるんだろうな。


でも,歯だけ外して運んできたのって,ちょっぴりホラーだと思う・・・( ゚Д゚)



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この辺りが圓光寺さんで一番高い場所のようだ。

雨月物語で有名な上田秋成も,よくここの東照宮を訪れていたんだって。

「かえる」は「浅茅が宿」が特に好きだな。

怖いの嫌いなのに,怖いもの見たさで読んだ事がある。

だって,怪奇小説なのに,とっても美しいお話で。

惹き込まれてしまったと言うか,うん,若さゆえの勢いだろうな。

・・・いや,今でも岡本綺堂の本を(捕物帳ではない)読んでるあたり,実はホラー系が好きなのかもしれない (-ω-`;)ゞ


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               家康のお墓前からの眺め。

家康もきっといい眺めと・・・あ,歯しかなかったんだっけ(;´Д`)


圓光寺さんまでも坂道で,更に境内の丘を登るからか,人は少なめだったな。

でも,この素晴らしい景色を見ることができたんだし,ここまで来た甲斐があったってものだ。


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美しい紅葉と京都市内の景色を満喫したので,再び庭の方へ戻ることにした。       

 

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       この孟宗竹の竹林は,かの丸山応挙のお気に入りだったそうだ。


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雨竹風竹図屏風は,ここの竹林を描いた物なんだって。


応挙と言えば「わんこ」の絵の人だな。

え・・・足のない幽霊 [モバQ] の方が有名だって?

さっき出てきた上田秋成も「京に応挙が現れて,京中が絵と言えば写生という事になってしまった」と言ってるくらいだし,「わんこ」の方がぴったりくるんだけどなぁ~。

だって,幽霊は写生できないだろ。

たぶん・・・描いたことないからよく知らないけど(´・ω・)


しかし,美しい紅葉で心の洗濯をする筈が,ホラーに汚染されていくのは何故だろう?


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               やっぱり調子の悪いコンデジ。


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             池の水に紅葉が写りこんでいる。

洛北最古の泉水(人工的に作った池)である栖龍池(せいりゅうち)だ。

龍の棲家の名の通り,この辺りはとても静かで,水面は鏡のように光っている。

お庭に居る人たちは紅葉の方に注目している為か,ちょっと不安になるくらい人が来ない。

しかし・・・竹林と池の水を挟んだだけで,これだけ静かになるんだなぁ。


余りの静かさの為か,ホラー風味に毒されたのか。

ふと,「本当に龍が住んでいたりして」と妙な事を思った。



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                本堂の書院からの眺め。

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                  十牛の庭


写真の中に人が写っていないだろ?

でも,何もこのタイミングを狙ったわけじゃないんだ。


じゃあどうしてかって言うと,みんな書院の壁側に張り付くようにして並んで座っているからだ。

一人立つと,そのポジションへ移動する人がいたりして,部屋の入口で立っていた人が空いた場所へ座る。

そんなことを繰り返していたので,当然,毛氈上には人がいない。

こんな所でも,日本人ならではの気遣いが発動している。

多分,誰かが言い出したことではないんだろう。

外国人が見たら驚くか,妙に思うんじゃなかろうか?と思ったけど,隣に座って来た体格のいいおじさんも順番待ちをしていたので,みんな何となく察しているのかもしれない。


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という訳で,圓光寺さんの紅葉のお話はこれまでだ。



では,おやつのお話に移ろうか。

   DSC09609.JPG  詩仙堂さんの小有洞(しょうゆうどう=入口の門)からすぐにある双鳩堂 詩仙堂茶店さん。


双鳩堂さんは,修学院駅そばにある明治13年創業の餅屋さんで,鳩餅とでっち羊かんが有名だ。

残念ながら,詩仙堂茶店にはまだ当日分の鳩餅が届いていなかった。

で,代わりに選んだのがこれ。

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                  鳩かきもち


ちゃんと「詩仙堂」の名前も書かれているので,詩仙堂さんに行った記念にもなるぞっ♪


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                 鳩の形のかきもちだ。


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            ぷっくりしていて美味しそうな色をしている。


いっただきま~す♪

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ちょっと硬めだから,りんごを齧って血が出る人には無理かも。

それに,可愛い形をしているので,食べるのが勿体ない!って人にも,おすすめしないぞ。

いくら可愛くても,食べてあげないのは勿体ないだろ?

まぁ,インスタ映えはしそうだけど。


丸ごと一羽を口に放り込む。

口の中にお醤油の味がじゅわわと広がっていく。

飾り気のない,シンプルな味だ。

なんだか懐かしいな味がするなぁ~。

不思議だけど,子供の頃に食べたおかきに似ているような気がするんだ。

・・・のすたるじぃ?


うん,最近のお菓子は見た目が華やかなものも多いけど,こういう簡素なものもいいと思うんだ。

そんなことを思いながら,冷めたお茶を淹れ直した「かえる」だった。

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