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旧blog ぼくと「かえる」日記(引越し先)

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「かえる」の「こじろう」の見たこと,聞いたこと,感じたこと。

ようこそぼくと「かえる」日記2へ!

今までも読んでくれてたみんなも,偶然発見したみんなも,遊びに来てくれてありがとう [揺れるハート]

なんだかんだで「かえる」日記も2冊目に突入したんだなっ♪



突然の2度のアメリカ赴任,そして帰国後の生活はドラマのように大どんでん返し[たらーっ(汗)]

やっと状況が落ち着いたかと思いきや,急な転勤辞令で落ち着かない事この上ない[あせあせ(飛び散る汗)]

人生いつ何が起きるか分からない[爆弾]

そんなジェットストリームな日々に振り回されっぱなしな「かえる」が,だらだら綴る日記だ。 

お暇な時にでも,覗いてみて欲しいんだなっ♪

「おいごと刺せ!」 ~寺田屋訪問 その1。~ [ぷらぷらっと京都]

では,今日は前回予告した通りに寺田屋を訪問したお話でもしようかな?


   DSCN1047.JPG

                 寺田屋の参観券。

土佐藩では上方同様に貨幣の流通は銀がメインだったからだろうか,銀方と表示されているな。

     

   IMG_2921.JPG

                  寺田屋入口。

恐らく,日本史史上もっとも有名な旅籠なんじゃないかと思う。


   IMG_2964.JPG

元々は,慶長2年(1597年)に船宿として始まったそうだ。

その頃,この辺りは京都と大阪を結ぶ水運の要所となっていて,多くの人で賑わっていたんだって。

で,寺田屋も三十石船(さんじっこくぶね)を運航していたそうなんだな。

三十石船って言うのは,伏見と大阪間を結んだ30石積める旅客用の川船だ。

朝夕2回の定期便があったそうだけど,物凄く込み合っていたようだな。

なにしろ,この寺田屋は薩摩藩の定宿でもあった為,多くの西国武士たちが利用したに違いないから。

ただ,席料を余分に払うことによって,場所を確保できたと言われているので,お金に余裕がある人は追加料金を払っていたのかもしれないな。


因みに,今でも三十石船に乗ることができるんだ。
観光用に整備されたものだけど,30名までの団体もOKみたいだな。

   DSCN1048.JPG

                 参観券の裏面。



そんな歴史的な事件が起きた建物だけど,女将さんが「うちは旅籠ですから」と仰っていたので,今でも泊まることができるようだ。


   IMG_2965.JPG

ただ,残念な事に元々の寺田屋は鳥羽伏見の戦いで焼失してるんだ。

実は,現在の建物は焼失した建物に倣う形で明治時代に再建されたものなんだって。

どうやら今,庭になっている場所に本来の寺田屋が建っていたようだ。   


では,入館料を払って中を散策していこう。

(大人400円,中高大生300円,小学生200円。団体割引もあるぞっ♪)

残念だけど,再建した建物とは言ってもバリアフリーではないのと,小学生未満の入館はできないそうだ。


因みに写真撮影は「ご遠慮なく,お好きなだけどうぞ」とのことだった。


   IMG_2922.JPG

          有馬新七が道島五郎兵衛と「いもざし」になった場所?


当時の薩摩藩主であった島津久光は,尊王派のボスと目されていた人物だ。

でも,討幕までは考えていなかったようで,公武合体でいいか~って思っていたっぽいな。


有馬新七は,薩摩藩の攘夷派グループ精忠組の中でも特に過激な思想を持つとされた人物だ。

西郷隆盛もこの精忠組のメンバーで,二人は友人関係にあったそうだ。


若さゆえの勢いっていうのかなぁ?

久光に失望した為だったとも考えられるけど,その過激さゆえに討伐対象とされてしまったんだな。

どれくらい過激かって言うと,京都市内に火をつけ挙兵し,京都所司代殺害を計画するレベルだ。

薩摩藩側は必死の説得を試みるも失敗に終わり,その責任を取って切腹する者まで出てしまう。

で,再度,説得するために鎮撫使*(ちんぶし)を送り込んだんだ。

*鎮撫使・・・元々は奈良時代におかれた治安を維持する為の官。徒党を組んで社会不安を煽るものを取り締まる。


寺田屋に到着した鎮撫使一行だけど,頭に血が上った者同士の話し合いがまとまる訳もない。

そんな中,真っ先に道島五郎兵衛が田中謙助に切りつけ,それを切っ掛けに激しい同士討ちが始まった。

道島と剣の達人であった有馬が斬り結ぶ内に,有馬の刀が折れる。

すると有馬は道島を壁に押さえつけ,同士の橋口吉之丞に「俺ごと刺せ(おいごとさせ)」と叫び,橋口は有馬ごと道島を刺したとされている場所らしい。

この案内看板によれば,この壁の向う側まで剣先が飛び出したと伝えられているようだな。


でもなぁ~。

武士って大小の二本差しだろ?

本差が折れても脇差がある。

まぁ,刀身の長さで有利不利は発生するから,現実的ではないのかもしれないけど・・・・・・。

それに,当時の薩摩藩は示現流の使い手がごろごろしているような場所だ。

一撃必殺持ちの薩摩藩士同士の戦いで,間合いを詰めて壁に押さえ込む力技に持ち込めたんだろうか?

そう考えると,「いもざし」事件には隠された意味があったのかもしれないな。

 

結局,最初に斬りつけられた田中謙助は一命を取り止めたものの,翌日に切腹を命じられた。

藩士の身分も剥奪されていることから,この事件がいかに大きな騒動だったのかが分かるな。


で,これが寺田屋騒動(事件)と呼ばれるものの概要だ。



寺田屋っていうと坂本龍馬の?って思うだろうけど,実は別の殺傷事件が起きていたんだな。


寺田屋騒動:今回のお話。薩摩藩士の同士討ち(寺田屋事件とも呼ぶ事もあるけど紛らわしいので騒動とする)

池田屋事件:新選組の襲撃。

寺田屋事件:坂本龍馬が襲撃される。お龍さんのお風呂のエピソードが有名。

近江屋事件:坂本龍馬が暗殺される。


寺田屋だけ2回も出てくるから,ややこしいことこの上ない。



さて,今の大河ドラマを見ていないからよく分からないんだけど,寺田屋の件ってどうなってるんだろう?

という訳で,次回は寺田屋の中をさらっと紹介しようと思うんだな。

(坂本龍馬の事をよく知らないから,あくまでも,さらっとだからな)



【おまけ】

では,おやつと思ったけど,時間がないのでおまけの写真をUp!


      IMG_3298.JPG

                黄金の西郷隆盛像。


暫く前に撮った写真だけど,寺田屋騒動が薩摩藩絡みなので載せてみた。

金箔約2500枚使用って書いてあるけど,想像もつかないな (;´∀`)


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middrinn

海音寺潮五郎『寺田屋騒動』文春文庫によると、
道島は示現流の名手(有馬は神影流)ですけど、
示現流は先手必勝の剣術のはずで、斬り合いに
なったら関係あるのかしら(@_@;) 厠に降りて
来てた森山新五左衛門が騒ぎに気付いて、大刀
は2階にあり、「一尺三寸の小刀」(みなもと
太郎『風雲児たち 幕末編』第29巻は「懐刀」
としてます)しか身に帯びてないのに参戦した
のは、薩摩武士の感覚だと海音寺潮五郎も書き、
みなもと太郎も描いてますから、有馬も大刀だけ
持って鎮撫使との話し合いに臨んで、二本差し
じゃなかったのではないかと^_^; 柴山愛次郎も
最初から上意討ちの使者が来たら斬られるつもり
だったとして、小刀だけで二階から降りて来てて、
抜刀もせず斬られたことは、海音寺も指摘(^_^;)

by middrinn (2018-08-12 20:36) 

こじろう

middrinnさん,こんばんは♪
一撃必殺の示現流にも二の太刀以降があるそうだけど,近藤勇に初太刀を必ず外せと言わせた点から考えると,初撃を躱されたらきつかったのかもしれない。
でも他の流派にも先手必勝なものがある以上,それへの対応策はあったんだろうな。
込み入った裏事情もあるし,態と犠牲になったのかもしれないな。
色々考えると,知恵熱が出そうだ。

そもそも「かえる」は幕末史はよくしいもはん (;´・ω・)
by こじろう (2018-08-12 21:24) 

はなだ雲

寺田屋騒動→池田屋事件→寺田屋事件→近江屋事件
なるほどスッキリしました!
寺田屋って大きな事件の舞台に2回もなってるんですね
ところで池田屋と近江屋って
残存してないのかな
by はなだ雲 (2018-08-13 03:01) 

ネオ・アッキー

こじろうさんこんばんは。
写真撮影OKなのは嬉しいですね。
黄金の西郷隆盛像があるのですね。
存在感が凄いです。
by ネオ・アッキー (2018-08-15 23:18) 

こじろう

はなだ雲さん,こんばんは♪
残念ながら,残りの2つは現存してないんだな。
これもまた時代の流れ,ってことかな。
by こじろう (2018-08-19 20:03) 

こじろう

ネオ・アッキーさん,こんばんは♪
写真OKだけど,建物も当時のそのものって訳じゃないし,お軸とかも写しだったりするからかな,と。
西郷さんは,お正月イベの黄金展で撮った物なんだな。
松坂屋か大丸で全国巡回したりしないのかなぁ?
by こじろう (2018-08-19 20:10) 

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